本日より新宿シアター・ミラクルに劇場入りで、3日後に初日を迎えます。
昨日は稽古後に、塩原さんが出てる同じくたすいち目崎くん脚本の『いまこそわかれめ』を含む短編集が同じくミラクルでやってたので見に行きました。
『プラスチック・ピノキオ』の通しも見たかったのだけど、本番のお楽しみとすることにしました…!
さて、塩原さんがゴリ押ししていた『いまこそわかれめ』ですが、とてもよかったです。
わたしはとても目崎くんぽい作品だと思いました。
演出はfeblaboの池田さんなんですが、目崎くんが透けて見えるような、彼の体温を感じる作品でした。
って、それはわたしが最近彼と同じ稽古場にいたからかもしれませんが。
しっかり体重の乗った脚本だったし、何よりそれを汲み取って体重の乗ったお芝居をされてた俳優の力なのだと思います。
コメディ的な掛け合いは塩原さんが本当に安定感あるし、大和田さんの清楚なのにどこかボーイッシュに見えなくもない微妙な加減がまた楽しく&かわいらしく見れてよかった。
後半のズシンと重くなるところも、前半にかすかに散りばめられた言葉や仕草が結集して、「あー、そうかー」ってじわじわとズキズキしまして、悲しいのだけどなんだか気持ちいい時間でした。
この作品と『日曜日よりの使者』を合わせて石巻の演劇祭に持って行くのだそうです。
いいチョイスですなぁ。
実はいしのまき演劇祭は大学の先輩が関わってらっしゃるようで、自分の中で何か繋がった感じがしてそれも嬉しい。
feblaboのみなさんの健闘を祈ります。
たすいちの本公演も引っくるめて、目崎作品を観たのは久しぶりだったな。
下北沢でやった『MARBLE!』以来かな。
昨日観れたおかげで、3日後からの自分の本番もさらに楽しみになってきたし、自信がわいてきた。
最初の3日間はおトクな前半料金期間!
お席埋まりつつあるようです。